【竜王戦挑決】「ハットリくん」服部慎一郎七段、激戦制し竜王戦初挑戦 棋聖に続き藤井6冠と対決

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服部慎一郎七段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将=24)への挑戦権を争う第39期竜王戦挑戦者決定戦、服部慎一郎七段(27)対柵木(ませぎ)幹太五段(28)の3番勝負第3局が24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。午前10時から始まった対局は、午後10時5分、129手で先手の服部が勝ち、初の挑戦権を獲得した。1勝1敗で迎えた最終局は、柵木の猛攻を粘り強く受けてしのいで激戦を制した。

「辛抱という感じだった。最後の最後まで難しかった。実感はあまりわきませんが、自分らしく粘り強く戦えたと思います」。今期の戦いぶりを象徴するかのような1局だった。

1~6組まである竜王戦ランキング戦の2組で、「ハットリくん」は優勝した。15人による勝ち抜き戦の初戦で佐藤天彦九段、2回戦で山崎隆之九段、準決勝で屋敷伸之九段、決勝で久保利明九段を下して、決勝トーナメントに進出。初戦で1組3位の菅井竜也八段、準決勝では昨年、今年と棋王戦で連続挑戦した3組優勝の増田康宏八段に勝って、挑決に勝ち上がった。その増田戦について、「苦しい時間もあった。そこを勝てたのが大きい」と振り返った。

今年6~7月に行われた棋聖戦5番勝負でタイトル戦に初めて登場したが、藤井に3連敗して終わった。「ひたすら準備して、実力をつけて、棋聖戦の反省を生かしてぶつかっていきたいと思います」。早くも頂上対決へと頭を切り替えていた。

藤井との7番勝負の日程は以下の通り。

◆第1局 10月9、10日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」

◆第2局 10月22、23日 静岡県三島市「三嶋大社」

◆第3局 11月3、4日、京都市「総本山仁和寺」

◆第4局 11月20、21日、宮崎県都城市「霧島酒造勧業記念館 吉助」

◆第5局 12月2、3日、東京都港区「増上寺」

◆第6局 12月9、10日、鹿児島県指宿市「指宿白水館」

◆第7局 12月16、17日、甲府市「常磐ホテル」

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